石垣島の星空保護区で星空ツアーやってる「流れ星の丘」ってどんな場所?

星空保護区の石垣島なら何処でも満天の星空が見れると思っていませんか?石垣島の市街地付近でもそこそこ素敵な星空が見れるとは思いますが、地元の人間は「市街地で星見ても全然面白くない、ほんとにヤバイ星空は北部にある」と誰もがそう口をそろえて言うと思います。そんな北部の中でも昔から星空で有名なのが久宇良地区です。そんな場所にあるのが久宇良公民館公認の完全予約制星空観測所&星空ツアー【流れ星の丘】です。地元の人間がみんなで作るこの場所を具体的に解説します。

流れ星の丘はこんな場所にある

「流れ星の丘」は、石垣島の北、平久保半島の久宇良(くうら)の小高い丘にあります。このエリアは、石垣島の中でも手つかずの自然か残る秘境ともいえる場所で、西表石垣国立公園の第一種エリアにも指定されています。そして、2018年4月に西表石垣国立公園が国際ダークスカイ協会から、国内初の星空保護区に認定された為、ここも星空保護区になっているようです。

グーグルマップ

星空保護区の中でもゴールドクラスの場所

ただ、星空保護区は、言ってみれば竹富町と石垣島の北部全体を指しており、人が居住する明るい場所も含んでいる為、ランクでいうと上から2番目の「シルバー」、しかも、3年間の暫定認定となっているようです。「なんだ、国内初の星空保護区って言っても大したことないのでは?」と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。でも、ご安心ください。ここ、流れ星の丘に限って言えば、星空保護区申請前の現地調査において、星空保護区の最高ランク「ゴールド」以上の数値が出たようです。

世界的に有名な星空景勝地と同等以上の環境にある

星空保護区のゴールドクラスと言えば、世界的に星空観光で有名なナミビア砂漠やテカポ湖です。星空保護区の制度をよく理解しているわけではありませんが、それを聞いた時、正直誇らしい気持ちになりました。

なので、この周辺にリゾートホテルが立ち並び光害に侵されるまでは、胸をはって「星空保護区の中でも特別で、世界に通用する星空が見える場所」と宣伝していこうと思っています。

流れ星の丘がある久宇良はこんな場所

久宇良は石垣島北部にある沢山の集落と同じ、開拓の地。戦後、楽園を求めてここに移住した先人が切開いた地。サガリバナの大群落が見つかり第一種国立公園に一部が指定されている。星空保護区に認定された西表石垣国立公園の中でも規制が厳しい第一種国立公園は数も少ない為、この地は希少な地ともいえる。半島の西に位置している事から夕日がとても綺麗な場所です。

石垣島の市街地から遠いという価値

石垣島の星空ツアーの中でも遠い場所にある「流れ星の丘」ここは市内の光害をほとんど受けない。また専門家の調査に裏付けされて、世界的に有名な星空観光地以上の夜空の暗さが保たれています。

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せっかく石垣島に来ているなら、少し遠くても「流れ星の丘」に行くべき理由

石垣島はどこでも満天の星空が見れると勘違いしている人がかなりいます。はっきり言って、それは間違いです。

うっすらと天の川が肉眼で見れる程度なら、少し市街地から離れればどこでも見れます。時間的に余裕がない人には、市街地周辺でやっている星空ツアーやホテルの敷地内で見るあげる星空もおすすめしています。

でもやっぱり、せっかく石垣島まで来ているのであれは、少し遠くても、石垣島の市街地から遠く離れた「流れ星の丘」に来てほしい。

と言っても、市街地から車で45分くらいのものです。

ここは、市街地の光害がほとんど届かない環境です。

ため息が出るほどの贅沢な星空を見る事が出来きます。(悪天候の日は除きます)

なんといっても、沢山の流れ星に遭遇するチャンスが高いです。

星空を贅沢に見る為に作られた「流れ星の丘」は一般の人は立ち入りの出来ないあなた専用の天体観測所です。

星空を贅沢に体験できる設備が充実している

確かに、この流れ星の丘周辺まで来れば、別にツアーに参加しなくても、同じ星空が見る事が出来ます。それは、それで、アリです。でも、流れ星の丘には贅沢な星空をより贅沢に体験できる設備(ハンモック・リクライニングチェア・双眼鏡・望遠鏡)・星空を案内するガイド・三線を演奏するスタッフ・星空撮影のスタッフが揃っております。

せっかく石垣島に来ているなら、流れ星の丘で超絶星空体験ができる星空ツアーは超おすすめです。

流れ星がとても多い

星空を評価する方法はいろいろありますが、星をよく見ている人に聞くと、「流れ星の数」と答える人が多いです。流れ星は星ではなく宇宙ゴミが地球に落ちる時に燃え尽きる様子なのですが、光害がある地域では小さな流れ星はほとんど見ることが出来ません。しかし、ここでは光害がほとんどない場所なので、小さな流れ星も見るとこが出来ます。この場所だけに流れ星が流れているわけではなく、常に流れ星は流れていて、それを観測できる可能性が高い場所という事なのです。簡単に言うと 流れ星が多い=小さな星も見れる=星空が綺麗

夜行性のハブ対策もしている

星空が綺麗に見える場所は市街地から遠い場所、しかし、市街地から遠いという事は野生の危険生物も沢山いるってことなのです。そして、星を見る上で最も注意が必要なのは猛毒の危険ハブ!なぜかというとハブは夜行性なのです。ここ流れ星の丘では、周囲の雑草の手入れ、ハブ除けネットの設置などハブ対策を実施してるので安心して星空を堪能できます。

三線を聴きながら星空が見れる

石垣島の星空は、この地の文化である三線の音色が響く時、最も美しい輝きを見せてくれます。それは、錯覚なのかもしれません。しかし、世界中どこを探しても三線の音色が響く中で見上げる星空は、ここでしか感じることの出来ない特別な時間だと思います。

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普通のカメラでは撮れない星空記念写真も撮ってくれる

星空を写真に撮るにはそこそこいいカメラやレンズが必要だったりします。その他にも三脚はストロボなどのアクセサリーも必要だったり、マニュアルで星にピントを合わせなくてはいけなかったり、細かい設定が必要だったりします。要は星を撮ったことがない人はいきなりは難しいという事です。その為、星空記念撮影を専門の業者にお願いすると数万単位でかかってしまいます。

流れ星の丘では、素敵な星空をお土産として持ち帰ってほしいとの思いで、オプション料金1,000円で星空記念撮影のサービスも行っています。

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流れ星の丘は地元の人間がやってる

流れ星の丘がある久宇良は島の原風景がの残る貴重な場所、素晴らしい環境が育む農産物を生産する農村地域でもあります。

「流れ星の丘」は星空専用のスペースであるとともに、ヤギを育む牧草を生産する貴重な草地です。流れ星の丘では、収穫後のスペースでツアーを行っております。それを、ローテーションで回し、収穫量を落とすことなく星空のツアーを運営しております。素晴らしいこの久宇良の環境を多くの人に知ってもらい、この地で育つ農産物の素晴らしさも星空を通して伝える事を目的としております。そして、私たち人間は遠い昔から自然と一体となり星と月と共に生きてきた事を思い出してほしいと願っています。

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海外の観光客も注目している

以前、香港からのお客様がツアーに参加されて、「100万ドルの光害に溢れる香港では到底見ることの出来ない星空だ」、と、えらく感動されて、この環境をいつもまでも守ってほしいと、チップを頂いた事があります。

ハワイのマウイ島まで、星空見る為だけに旅行に行ったことがあるというお客様からは、「日本でハワイ以上の星空が見れるとは思ってもみなかった」と涙を流しながら話していた事もありました。

本当に嬉しく思います。

一人でも多くの人にこの場所を知ってもらえるように、これからも頑張っていきたいと思います。

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流れ星の丘の星空ツアーを簡略するとこんな感じ

「流れ星の丘」は、

ハンモックやリクライニングチェアで星空に抱かれてみたり、

星空ガイドが八重山の星と文化を案内してくれたり、

地元の人が星空の下で唄三線を弾いてくれたり、

双眼鏡や望遠鏡で宇宙を覗いてみたり、

星専用の特殊なカメラで星空をバックに撮影して、星をお土産にお持ち帰りしたり、

そんな贅沢な星空ツアーが開催されている場所です!

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流れ星の丘 - さぁ、流れ星に逢いに行こう!

ここは、石垣島の市街地から遠く離れた星の楽園!国内初の星空保護区エリアでもある「流れ星の丘くうら」。ハンモックやリクライニングチェアで星空に抱かれてみたり、ガイドが八重山の星文化を案内してくれたり、唄三線が響いていたり、双眼鏡で宇宙を覗いてみたり、星空フォトで星空をお土産にしたり、そんなプレミアムな場所です。