石垣島へのご旅行を計画中の皆さん、こんにちは!この記事を書いているのは、石垣島の平久保半島で10年にわたり星空ツアーを運営している「流れ星の丘」代表の新垣信成(あらかき のぶなり)です。述べ6万人以上のお客様をご案内してきた経験から、各月の月齢カレンダーと星空の見どころを1ページにまとめました。
旅行の日程を決める際、「自分が行く日は星が見えるの?」と気になる方は多いはず。このページでは、2025年6月〜9月の月齢カレンダーを一覧で掲載しています。月の出入り時刻とツアー時間帯(21:00〜22:00)への影響度を◎○△で表示しているので、ベストな日程選びにお役立てください。
📖 月齢カレンダーの見方
星空観測において、月明かりの有無は非常に重要な要素です。月が明るいと星々の輝きは薄れてしまいます。当ツアー時間帯(21:00〜22:00)における月の影響を以下の3段階で表示しています。
- ◎(影響なし):月が出ていない、または月齢が非常に小さく影響がほぼゼロ。天の川もくっきり見える最高の条件です。
- ○(影響少ない):月齢4〜10程度。月が出ていても細い三日月〜半月程度で、天の川の薄い部分は見えにくいものの、主要な星座や明るい天の川は十分楽しめます。
- △(影響大):満月前後で月明かりが強い時期。天の川は肉眼では見えにくくなりますが、明るい惑星や一等星、月そのものの美しさを楽しめます。
※ △の日でも諦めないでください! 月の出入り時間を見れば、月が沈んだ後の深夜帯〜明け方に◎の条件で観測できる時間帯があります。
🌙 2025年6月 月齢カレンダー
6月の星空ハイライト
- 🌟 南十字星のラストチャンス:6月上旬が今シーズン最後の観測チャンス。21時頃に南の低空に位置します。
- 🌌 天の川シーズン開幕:夏の天の川(射手座中心部)が南東の空に現れ始めます。
- 🌠 6月うしかい座流星群:6月27日頃極大(ただし2025年は突発出現の予想なし)
- ⭐ 惑星:金星が明けの明星として東の空に。火星はしし座で宵の西空に。
6月 ツアー時間帯(21:00〜22:00)月影響カレンダー
| 日付 | 影響 | 月齢 | 月の出 | 月の入 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6/1 | ◎ | 5.0 | 10:49 | ― | 南十字星南中20:30頃 |
| 6/2〜6/6 | ○ | 6〜10 | 11:48〜15:13 | 00:18〜02:20 | 上弦6/6 |
| 6/7〜6/13 | △ | 11〜17 | 16:05〜21:30 | 02:50〜07:08 | 満月前後 |
| 6/14〜6/26 | ◎ | 18〜1 | 22:15〜05:28 | 08:07〜20:16 | 新月6/25 🌑 ベスト期間 |
| 6/27〜6/30 | ○ | 2〜5 | 06:06〜08:06 | 21:06〜23:15 |
6月のベスト日程:6月14日〜26日(月の影響なし+天の川が美しい)。特に新月の6月25日前後が最高の暗さです。
🌙 2025年7月 月齢カレンダー
7月の星空ハイライト
- 🌌 天の川が横に巨大!:東の空に横たわるように現れる巨大な天の川。蠍座の尻尾が天の川を吊り上げる圧巻の光景が見られます。
- 🦂 さそり座&いて座:天の川の最も濃い部分がいて座方向に。ティーポットからミルクが注がれるような姿も。
- 🌠 みずがめ座δ南流星群:7月28日頃にピーク。月明かりの影響なしで好条件!
- ⭐ 惑星:金星が夕方の西空に。土星・火星が明け方の東空に。
7月 ツアー時間帯(21:00〜22:00)月影響カレンダー
| 日付 | 影響 | 月齢 | 月の出 | 月の入 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7/1〜7/3 | ○ | 5.7〜7.7 | 11:24〜13:06 | 23:51〜00:20 | |
| 7/4〜7/13 | △ | 8.7〜17.7 | 13:58〜21:34 | 00:49〜08:00 | 満月7/11 |
| 7/14〜7/29 | ◎ | 18.7〜4.3 | 22:10〜10:06 | 09:00〜22:19 | 新月7/25 🌑 ベスト期間 / δ流星群7/29 |
| 7/30〜7/31 | ○ | 5.3〜6.3 | 10:58〜11:49 | 22:49〜23:19 |
7月のベスト日程:7月14日〜29日(月の影響なし)。新月の7月25日前後が最高。7月29日はみずがめ座δ南流星群のピークと月明かりなしが重なる絶好のチャンス!
🌙 2025年8月 月齢カレンダー
8月の星空ハイライト
- 🌌 天の川が縦に長い!:南の空から天頂を通り北へ、非常にダイナミックなアーチを描きます。「日本一長い天の川」を体験できる時期。
- ☄️ ペルセウス座流星群(8月13日極大):夏最大の流星群。月明かりの影響がなく好条件!一晩に数十〜100個以上の流れ星も。
- 🎋 旧暦七夕(8月29日):本来の七夕は旧暦。天の川が最も美しく輝く時期です。
- ⭐ 惑星:金星が宵の明星として西空に。土星・火星が明け方に。
8月 ツアー時間帯(21:00〜22:00)月影響カレンダー
| 日付 | 影響 | 月齢 | 月の出 | 月の入 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8/1〜8/2 | ○ | 7.3〜8.3 | 12:41〜13:35 | 23:52〜― | |
| 8/3〜8/11 | △ | 9.3〜17.3 | 14:30〜20:44 | 00:28〜07:51 | 満月8/9 |
| 8/12〜8/28 | ◎ | 18.3〜4.9 | 21:19〜10:32 | 08:51〜21:50 | ペルセウス座流星群8/13 🌠 / 新月8/24 🌑 |
| 8/29〜8/31 | ○ | 5.9〜7.9 | 11:25〜13:15 | 22:25〜23:47 | 旧暦七夕8/29 🎋 |
8月のベスト日程:8月12日〜28日(月の影響なし)。特に8月13日のペルセウス座流星群は月明かりゼロで最高の条件!新月の8月24日前後も天の川観測のベストタイミング。
🌙 2025年9月 月齢カレンダー
9月の星空ハイライト
- 🌌 天の川が西に傾く:南西の空から天頂にかけて雄大なアーチ。夏の大三角付近の天の川がまだ美しく観測可能。
- 🍂 秋の星座が登場:東の空にペガススの四辺形やアンドロメダ座が顔を出し始めます。肉眼で見えるアンドロメダ銀河(約250万光年先!)にも挑戦。
- 🌠 9月うお座流星群:9月23日頃に極大。新月と重なり好条件。
- ⭐ 惑星:金星が日没後の西空に。土星が南の空の高い位置に。
9月 ツアー時間帯(21:00〜22:00)月影響カレンダー
| 日付 | 影響 | 月齢 | 月の出 | 月の入 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9/1 | ○ | 8.9 | 14:11 | ― | |
| 9/2〜9/11 | △ | 9.9〜18.9 | 15:05〜21:10 | 00:37〜09:47 | 満月9/7 |
| 9/12〜9/24 | ◎ | 19.9〜2.3 | 21:56〜08:24 | 10:54〜19:50 | 新月9/22 🌑 / うお座流星群9/23 |
| 9/25〜9/30 | ○ | 3.3〜8.3 | 09:17〜13:46 | 20:23〜― |
9月のベスト日程:9月12日〜24日(月の影響なし)。新月の9月22日前後がベスト。うお座流星群のピーク9月23日も好条件です。
📊 4ヶ月ベスト日程まとめ
| 月 | ◎ ベスト期間 | 新月 | 注目イベント |
|---|---|---|---|
| 6月 | 6/14〜6/26 | 6/25 | 南十字星ラストチャンス(上旬) |
| 7月 | 7/14〜7/29 | 7/25 | みずがめ座δ南流星群(7/29) |
| 8月 | 8/12〜8/28 | 8/24 | ペルセウス座流星群(8/13)🌟 |
| 9月 | 9/12〜9/24 | 9/22 | 秋の星座+うお座流星群(9/23) |
🔭 月ごとの天の川の見え方の違い
石垣島の天の川は月によって見え方が大きく変わります。それぞれの月の特徴を知っておくと、旅行の楽しみが倍増します。
6月:天の川シーズン開幕+南十字星のラストチャンス
夏の天の川が南東の空に現れ始める時期です。21時頃から観測可能で、夜が深まるにつれて天頂へ昇っていきます。6月上旬は南十字星が南の低空に見える今シーズン最後のチャンス。梅雨時期のため天気予報をチェックし、晴れた日を狙いましょう。
7月:横に広がる巨大な天の川&さそり座
石垣島の星空の「旬」は7月〜9月。この時期は晴天率が高く、偏西風の範囲外のためクリアな星空が広がります。7月の天の川は東の空に横たわるように出現し、さそり座の尻尾が天の川を吊り上げる圧巻の光景が見られます。石垣島の方言では赤く光るアンタレスを「ビーチャーぶし(酔っ払い星)」と呼び、酔っ払ったおじーが天の川で酒の肴を釣っているとも言われています。
8月:縦に伸びる日本一長い天の川
8月の天の川は南の空から天頂を通り北へ、非常にダイナミックなアーチを描きます。石垣島の低い緯度だからこそ体験できる「日本一長い天の川」。旧暦の七夕(8月29日)の時期に天の川が最も輝きを増すのは、古の人々もこの美しさを知っていた証かもしれません。さらにペルセウス座流星群(8月13日)は石垣島の暗い空で見ると格別です。
9月:西に傾く天の川と秋の星座の共演
9月の天の川は少し西に傾きながらも、まだ雄大なアーチを描いています。夏の大三角付近の天の川は9月も美しく観測可能。東の空にはペガススの四辺形やアンドロメダ座が顔を出し始め、夏と秋の星座の共演が楽しめます。肉眼でアンドロメダ銀河(約250万光年先)が見えた時の感動は格別です。
📍 石垣島で最高の星空に出会える場所
石垣島ならどこでも天の川が見えるわけではありません。場所選びが星空体験の成否を大きく左右します。
❌ 市街地周辺(天文台・バンナ公園・空港周辺)
市街地の光害が非常に強く、肉眼で天の川を見るのはほぼ不可能です。日中の観光には良い場所ですが、星空観測には不向きです。
○ 川平湾・玉取崎周辺
市内よりは暗いですが、リゾートホテルの光害があり、天の川は薄くしか見えません。
◎ 平久保半島周辺(ベスト)
石垣島で最も星空観測に適した場所です。大半が国立公園=星空保護区に指定され、人工の光が極端に制限されています。市街地との間に於茂登岳(沖縄県最高峰)があり光害の影響を受けにくく、夜の暗さはハワイのマウナケアやNZのテカポを上回るレベルです。
⭐ 流れ星の丘の星空ツアー
平久保半島の中でも特に星空が美しい場所に位置する「流れ星の丘」は、人工の光を完全に排除した天体観測所です。360度見渡せる小高い丘で、リクライニングチェアやハンモック、双眼鏡・望遠鏡を完備。地元出身の専門ガイドが星空の物語や宇宙の神秘を分かりやすくご案内します。
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