星空は世界中どこにでも平等に輝いていますよね。本当は、と先頭に付けたほうがいいでしょうか。光害で世界中が包み込んでいる現在では満点の星空を見えない場所の方が多いようです。少し、話がそれてしまいましたが、世界共通の星空を石垣島で見上げる時に、石垣島の民話や言伝えを唄った唄三線が流れていたら、その星空は、石垣島でしか見られないオンリーワンの星空へと変貌すると思いませんか?石垣島の星空ガイドがこれまでの経験を踏まえて、三線の演奏があったほうがいい理由をお教えします。
「星空と三線」それは石垣島独特の星空描写
星空は一つしかない、それは世界中どこで見ても同じ星空が広がっている事を意味する。本来は、日本一の星空!世界一の星空‼なんてものは存在しない。なぜならば、どこから見ても同じだからだ。しかし、文明の発達で地球の夜空は光にあふれ、素敵な星空を見る事が出来る場所は少なくなってきている。
ここ石垣島の北部もその少な場所の一つです。
ここで、見上げる星空は、他の星空が綺麗に見える場所と比べると、見える星空は対して変わらないのかもしれません。しかし、ここ石垣島の文化である三線の音色と共に見上げる星空は、世界中探してもどこにもありません。唯一無二の星空を演出してくれます。
せっかく石垣島にいらっしゃった旅人には、是非この雰囲気を味わって頂きたいです。
八重山民謡には星空にまつわる曲がいろいろある
八重山民謡には先人の教えや文化などを後世に伝える役割があります。何気なく聞いている民謡も歌詞の意味を知ると、先人の想いだったり、教えだったりを学ぶ事ができます。そんな民謡には星にまつわる曲もあるのです。いつも同じ場所で輝いている北極星を親に例えて歌ったりする曲もあります。「てぃんさぐぬ花」はそんな曲です。てぃんさぐぬ花を聴きながら見上げる星空は間違いなくここでしか見ることの出来ない星空です。
流れ星の丘にはここでしか聞けない三線の曲がある
流れ星の丘で三線の演奏をして頂いている久宇良在住の河上さん。河上さんが「流れ星の丘」の為に作ってくれた曲があります。その曲の名前は「流れ星の丘」です。河上さんが、この場所の為にここでしかひかない曲として作詞作曲してくれた特別な曲です。正直ものすごくいい曲です。プロポーズの時には歌詞を変えて、そのお客様の為だけの唄三線を演奏して下さいます。
三線の音色と共に見上げる星と月のイメージ
※下記は恥ずかしいですが、ポエムのようなイメージです。
石垣島の星と月は、思わず息をのんでしまうくらい美しい、
そこへ、三線の音色が心地よくあなたの心へ響き、目の前に広がる宇宙が、あなたの意識をのみ込んでいく。
そしてあなたは、
どんな悩みも、どんな苦しみも、もしかしたらちっぽけな事の様に感じるかもしれない。
果てしなく無数にある星を目のあたりにすると、自分の無力さを痛感するかもしれない。
果てしなく遠くに感じる星も、手を伸ばすと掴めそうな気がするかもしれない。
何かを強く誓うかもしれない。
何かを優しく願うかもしれない。
何かを忘れようかと思うかもしれない。
ただ無でいるかもしれない。
それぞれのあなたに出会えるように、三線の音色が、心癒す星空の旅へ導いてくれる。