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石垣島の夜空の暗さを実測しました|実測マップ公開中(最暗21.89)

秋でも天の川が見られるの?9月・10月の石垣島で天の川を見る方法を教えます!

Lone mangrove tree with Milky Way over the ocean at Ishigaki Island, near Nagareboshi no Oka
石垣島の9月の天の川|秋でも見える星空ガイド
名蔵

夏休みも終わり虫の声が心地よい季節になってきました。

毎日同じ時間に夜空を見上げていても、夏を彩る濃い天の川の位置が大分変ったことに気づかされます。

私は星を撮り始めた2018年に八重山の深い夜空に出会いました。

以来10回通っても,もっといろいろな星空に出会いたい、触れていたいとの思いが尽きず、この春からプチ移住をスタートした星景写真好きです。

石垣島の吸い込まれるような星空を、ぜひ皆さんにも見てほしいと思います。

まだまだ暑い石垣島ですが、これからの季節は秋草に似合う優しい天の川を見ることができます。

秋の石垣に天の川を見に来ませんか??

目次

天の川は秋でも見られるの?

天の川と聞くと、さそり座から続く濃くて華やかな姿を想像される方が多いと思いますが、夏の天の川の正体は私たちの住む太陽系から見た巨大な天の川銀河の中心方向になります。

一つ季節が進んだ秋も、それまでとは姿の違う天の川を見ることができます。

それはなぜでしょう?

実は天の川は1年中見られる

先ほど夏の天の川について触れましたが、では他の季節はどうでしょうか?

地球と太陽の公転の位置の関係で季節によって夜に見える銀河の方向が変わるため、姿かたちは異なりますが、実は天の川は季節を問わず見ることができます。

夏から冬にかけては夜に見える方向が天の川銀河の端に向かっていくので、星の濃さも異なる夏とは違う姿を見せてくれます。

秋の天の川は夏とはまた違った魅力ある天の川

秋の天の川には、主役の座を秋の四辺形に譲り渡した夏の大三角が大きく西に傾き、秋の代表星座のカシオペア座から流れ出たかのような、さらさらとした天の川の流れの中を美しい白鳥が海へと向かって羽ばたく姿が見られます。

虫の声をBGMに優しい天の川を眺める贅沢な時間を、石垣北部では過ごすことができますよ。

秋の天の川を見つけるポイント

星空のきれいな石垣でも、いつどこででも星が見られるわけではありません。

また、星が多すぎてどれが天の川なのかな?ということも実際ある事なので、秋の天の川を見つけるポイントをお伝えします。

いつどこに行けばいい?

石垣島の10月の星空|秋の天の川撮影例
久宇良

星を見る上で大事なことの一つは月明りを考慮することです。中秋の名月とも言われるように月明りはそれはそれで美しいものですが、星を見ることを目的とした場合は見えにくくなってしまうことは否めません。

おすすめは新月を中心に13~15日間程度ですが、満月に向かっていっても時間帯によっては月がまだ出ていないこともあるので、月の暦等を利用して観察する場所での月の出入りの時間帯を確認しましょう。

星を見る上でもう一つ気を付けるべきは、街明かりになります。

星空保護区の石垣島でも、残念なことに市街地の街明かり、光害は星を見る妨げになるほどの強さです。

せっかく石垣島で星を見ようと思って下さったのなら、光害の影響のない北部での観察をお勧めします。

時間は何時頃がいいの?

日没後、美しいブルーアワーの空に星が一つまた一つと姿を現し、星空が始まります。

星が見やすくなるのは日没後1~2時間後です。

2023年の石垣での日没は、

9/1  19:03

9/15 18:48

10/1 18:31

10/15 18:18

11/1  18:04

11/15 17:57

となります。

星が見え始める時間であれば、もうそこに秋の天の川は静かに流れています。

ただ一晩中秋らしい天の川が見られるのではありません。

9月末は明け方4時半前には、11月末なら夜中の0時半には白鳥は海へと泳ぎ着いてしまうので、星座アプリ等で星の動きも確認しましょう。

参考になる記事:星空観測に役立つ便利ツール

秋の天の川はどこにある?

石垣島の秋の天の川と星空フォト|流れ星の丘
御神崎灯台

秋の天の川を探す時は、西の空を眺めましょう。

カシオペアから流れ出で、ポラリスの上を通って夏の大三角を抱いた優しい天の川が西の海へ注ぎ込む姿が見られます。

西の空が開けたところがおすすめになります。駐車スペースのある浜もいいかもしれませんね。

天の川を見るために気を付けたいこと

美しい星空を見るにはどうしても夜に行動することになります。

北部は信号も街灯も少なく、カエル、ヘビ、カニ、コノハズク等の夜行性動物も多く見られるので、運転には十分注意しましょう。

また、コンビニもないので事前にトイレの場所を確認することもおすすめです。

北部ですと、

平久保崎灯台

あかいし販売所

玉取崎展望台

に公衆トイレ、自動販売機があります。

足元を照らすライトも忘れないようにしましょう。夜行性のハブもいるので、足元には十分気を付けてくださいね。

原っぱに見えても、牧草を育てている農地がほとんどです。

間違えて入ってしまわないようにしましょう。

2026年の9月・10月、天の川が見やすい「暗い夜」はいつ?

結論から言うと、2026年の秋にいちばん暗いのは「9月8日〜9月14日」と「10月8日〜10月14日」の各1週間です。どちらも新月をはさんだ期間で、月明かりに邪魔されずに秋の天の川を探せます。旅行の日程を選べる方は、この2週のどちらかに合わせるのがいちばん確実です。

下の表は、国立天文台が公表している2026年の月の満ち欠けです(時刻は日本標準時)。

日時(2026年)月の形天の川の見やすさ
9月11日 12時27分新月◎ いちばん暗い
9月19日 5時44分上弦(半月)○ 月が沈む深夜から
9月23日―(秋分の日)昼と夜の長さがほぼ同じになる日
9月27日 1時49分満月△ 月が主役の夜
10月3日 22時25分下弦(半月)○ 宵のうちは暗い
10月11日 0時50分新月◎ いちばん暗い
10月19日 1時13分上弦(半月)○ 月が沈む深夜から
10月26日 13時12分満月△ 月が主役の夜
出典:国立天文台「暦要項(2026年)」

「新月の日だけが暗い」わけではありません

満月の日を見て「この週はダメだ」とあきらめてしまう方がとても多いのですが、それはもったいない判断です。月は毎日およそ40〜50分ずつ遅く昇ります。だから満月を過ぎると、日を追うごとに「まだ月が昇っていない暗い時間」が夜の前半に戻ってきます。

実際、満月から1週間ほど経つと、星空ツアーが行われる時間帯にはまだ月が昇っていないという夜が出てきます。カレンダー上の月齢だけを見るのではなく、「その夜、月が何時に昇るのか」を見るのが、暗い空を選ぶいちばんの近道です。

月の満ち欠けと実際の暗さの関係については、平久保半島の月の出をもとに【永久保存版】石垣島の月齢カレンダーと星空観測ガイドで詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

まとめ

秋の石垣で天の川を見る方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

皆さんの星見に少しでもお役に立てたのなら嬉しいです。

星の美しい北部は市街地から40分ほど離れています。車の運転もちょっとと思われる方、一人で星探しがちょっと怖い方、流れ星の丘星空ツアーに参加してみてはいかがですか?

ツアー開始時間には目の前に秋の天の川が流れています。

サマーベッドやハンモックに寝ころびながら、ガイドさんの詳しい解説、郷土色豊かな三線の音色、癒し効果たっぷりの自然の音(風の音、波の音、虫の声、鳥の声)に包まれて、ゆったりと星を眺める時間を過ごすことができます。

流れ星の丘の星空ツアーもチェックしてみてくださいね。↓↓↓

石垣島北部にある流れ星の丘の星空ツアー

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