石垣島の星空はこんなにすごい空
皆さんが星空の写真を撮りたいと思ったきっかけは何ですか?
私はあるInstagramerの星景写真に引き込まれ星空撮影を始めました。以来石垣島には何度も通い、この春から星を撮るためにプチ移住、お天気が良ければ夜な夜な撮影をしています。
石垣の夜空は、2018年3月に国際ダークスカイ協会(現:ダークスカイ)によって日本初の星空保護区(ダークスカイ・パーク)に認定されました。
夜空いっぱいに広がる無数の星、端から端までつながっている天の川を自分の目で見た時の感動は忘れられません。
星座がわからないほどたくさんの星が写りこんだ星景写真は感動ものです。
石垣島でそんな写真を初めて撮るための準備やノウハウをお伝えしたいと思います。
来島前の準備編
石垣で星を撮ってみようと思いついたら、さあ次は準備です。
星を撮るためにはどんなカメラがいいの?何を事前にしたら?について、お伝えします。
星空撮影に必要なもの
カメラ&レンズ
三脚
ペンライト(赤色もあるとベター)
この3つは必須なものになります。あとは、レリーズや拡大鏡もあると便利です。
余談ですが、私は撮影時に長靴をはいています。石垣の草むらは夜露にぬれることも多く、波打ち際で撮ることもしばしばあるからです。虫やヘビ対策も兼ねています。
カメラ本体
星空撮影では、マニュアル設定で撮影します。
絞り(f):できれば4以下
シャッタースピード:15-30秒(30秒だと星が流れる…)
ISO感度:3200くらい
この様な設定ができるカメラであれば、コンデジでもきれいな星空を撮ることができます。
撮影場所によってはもっと高いISOで撮りますが、感度を上げればノイズも出やすくなります。
感度はどこまで上げられるか?、ノイズは出やすいカメラか?などの情報も探してみましょう。
レンズ
一般的に、星空は広角で明るいレンズで撮影します。
手持ちのレンズの焦点距離が24mm以下(35mm換算)、F値が4以下かどうかを確認しましょう。より広角なレンズだとダイナミックな星空を撮ることができます。
三脚
15-30秒の長時間露光にぐらつかない三脚が必要です。足の段数が増えるほどぐらつきは出やすくなります。ある程度の足の太さも必要ですが、素材によっても三脚自体の重さも変わるのでそのあたりもポイントです。耐荷重量もチェックしましょう
来島前にやること
石垣島に行く時の月の状態を調べましょう。どんな月(月齢)が何時頃どこにあるのかで、写真は大きく変わります。月の暦を参考に見てみてください。
初心者の方は、星がしっかり写し出せる新月期前後がお勧めになります。
また、星空アプリ等で撮影予定場所&時刻ではどんな星空が広がっているかを事前に見てみましょう。
その上で、大まかな撮影計画を立てましょう。撮りたいところは宿からどれくらい離れているか、その時間にはどの方角にどんな星空があるのか、想像するだけでワクワクすること間違いなしです。
自分のカメラを知る
もう一つ大事なのは自分のカメラを知る事です。星空を撮影する際は暗い中でいろいろな設定を変えていきます。どの設定がどのボタンかをその都度ライトをつけて探すのは時間がもったいないです。
石垣は雲も出やすく、また動きが早いことが多いです。ようやく設定ができたら雲で隠れてしまったこともありました。
さあ、石垣島で撮りましょう
空港に到着してレンタカーもOK。
撮影までにまだ時間があるのならロケハンかねてドライブしましょう。
自動販売機は先々にもありますが、コンビニは空港ターミナル店が最北になります。各集落には売店もあるのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。
公衆トイレの場所の確認も一緒にしておきましょう。
石垣北部であれば、
・平久保崎灯台
・あかいし販売所
・玉取崎展望台
に自動販売機とトイレがあります。
どこで何を撮る?
どんな写真が撮りたいか、実際の石垣の景色を見ながら想像してみましょう。
星だけの写真か、景色も入れた写真か。
星だけの写真だったら、どこかの駐車場がいいでしょう。車の横で撮れるのはいろいろ安心です。
景色を一緒に撮る星景写真ならば、どんな景色で撮りたいか、そんな場所を昼間のうちに探しましょう。
どこに車をとめるか、どのくらい歩くか、方角はどうか、そして実際の景色に星空アプリで見た夜空をあてはめて想像してみてください。
もし浜辺で撮るのなら、潮見表の確認も大事です。潮の満ち引きで海岸の様子も大きく変わります。撮影に夢中になって帰り道が海の中…なんてことにならないように!
※参考記事:
星空で有名な石垣島!場所によって見え方が驚くほど違う事実。 |
撮影の手順
カメラを三脚に緩みの無いようにセットをしたら撮影開始です。
設定については先に述べましたが、
撮影モード:マニュアル
シャッタースピード:15-30秒
ISO感度:まずは3200くらい
F値:開放(そのレンズの最小値)
が基本になります。加えて、モニター画面の明るさを変えられるのなら暗めにしましょう。手振れ補正を切るのも忘れずに!
さらに付け加えるとすれば、
ホワイトバランス:お好みで寒色系、モニターで見た時に星空感がアップします
高感度ノイズリダクション:入
長時間ノイズリダクションについては、撮影後シャッタースピードと同じ時間処理に時間がかかるので、ゆっくり撮る場合は入でいいかと思います。
次にピント合わせですが、レンズの無限遠はあくまでも目安と考えましょう。そのカメラ最大の拡大率で明るい星、もしくは遠くの明かりで合わせましょう。撮影を続けているうちに少しずつずれるので、撮影の合間にも確認をお勧めします。
そして構図決めですが、ブライトモニタリング機能がない機種であれば、先ずISO感度を実際の撮影よりも非常に大きく(ISO12800など)、シャッタースピードを短め(4-6秒)で試写、その画像で構図やピントの確認をしましょう。
構図やピントが決まったら、再度設定を元に戻し撮影開始です。
レリーズがない場合は2秒のセルフタイマーで撮ると、シャッターを押す際の手振れを防げます。
最初のうちは撮り終わったら画像、ヒストグラムをしっかり確認しましょう。写っていると思っていたものが入っていないことはよくあります…
暗かったりあるいは明るい場合は、それぞれの設定を少しずつ変えて撮る、を続けて自分の設定を見つけましょう。
お気に入りの1枚が撮れるようになったら、星空のセルフポートレートにチャレンジしてみては?
10秒のセルフタイマーをセット、星空を見上げるポーズをとれば星空フォトも撮れちゃいますよ。足元に弱めの灯りを置いたりピントも調整したら、また違った雰囲気になると思います。
星を撮るために気を付けること
一人で夜に撮りに行くのは怖くない?とよく聞かれますが、ロケハンを含めた下準備をしっかりすれば怖くはありません。確かに暗いところでの撮影ですが、そこには心躍る星空が待っていてくれるからです。
雨が降った後はぬかるむ所には行かない等道路状況を把握する、宿の人におおよその行き先を伝える、ライトは予備を持っていく、長靴をはく、飲み物も忘れない、虫よけを持って行く、などです。
暑い石垣で日中もロケハンで動き回り、夜も撮影するのは体力勝負です。休める時に休息することもとても大事です。
参考記事:【重要】石垣島で素敵な星を見る為に、絶対に調べるべき月夜の事!
まとめ
石垣での初めての星空撮影の方法についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
星の美しい北部は市街地から40~50分ほど離れています。車の運転もちょっとと思われる方、一人の撮影が怖い方、流れ星の丘星空ツアーに参加してみてはいかがですか?
サマーベッドやハンモックに寝ころびながら、ガイドさんの詳しい解説、郷土色豊かな三線の音色、癒し効果たっぷりの自然の音(風の音、波の音、蟲の声、鳥の声)を聞きながら、撮影指導を受けることもできます。
また、プレミアム星空ツアーであれば、撮影ポイントへのアテンドも可能です。
ぜひご相談ください!
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