石垣島☆2018年天体イベント☆まとめ‼
2018年を迎え、石垣島はまだまだオフシーズン(星空でいうと、、)曇りや雨の日が多くて、満天の星空を見たのはもう遠い過去の様に思えてしまます。12月~2月くらいまでの石垣島を含む八重山諸島はしょうがないです。逆に、この期間があるからこそ、夏場の驚異的な晴天率につながるのだと思います。
ともかく、今年も天の川や流れ星に沢山会いたいと願っています。
さて、本題の2018年天体イベントを石垣島バージョンにて下にまとめます。星空や天体観測を考える時、忘れてはいけないのが月の影響、月食でもみられる時間帯はその場所によって異なってきますね、、。それらを考慮してまとめてみ ようと思います。
1月31日は 皆既月食(カイキゲッショク)
観測時間:21時50分~23時8分 難易度:1
皆既月食は満月が赤く染まる神秘的な現象!簡単に説明すると、月が地球の影に隠れちゃうって事、その色は赤銅色と表
石垣島では南東の方角に見られます。比較的上のほうなのでどこからも観測しやすいと思いますが、東のほう(新空港側)は見やすいと思います。この時期は曇りが多いので、晴れる事を祈るだけです。
5月6日(前後2日間)は みずがめ座流星群(エータ)
観測時間:およそ2時~4時 方角:南東 難易度:3
石垣島久宇良は流星群でなくても1時間に5個くらいは普通に流れてくれますが、流星群はさらに流れてくれるのでとても楽しみです。この時期も石垣島地方は天候も安定してくるので期待度大です。
月は半月で入りが10時50分なので、それ以降の観測がおすすめ、しかしその時間のみずかめ座は水平線の下にあるので、夜中から未明の観測がベストだと思います。
7月30日は(前後6日間程度) みずがめ座流星群(デルタ)
観測時間:およそ23時~1時 月の影響を外すなら:20時30分~21時 方角:南 難易度:4
石垣島では満月の2日後、月の方角と重なることもあり、流星群の観測としてはあまりよくありません。月の出が21時11分なので、それまでが観測の期待が持てる時間帯だと思います。流星群の方角はあくまで目安なので、みずがめ座が水平線に沈んでいたとしても諦める事はありません。
※この時期の石垣島は20時頃まで明るいです。
8月13日は ペルセウス座流星群(超おすすめ)
観測時間:およそ23時~5時(ピークは明け方) 方角:北東 難易度:2
期待度特大の流星群です。なんといっても月の影響がゼロ!石垣島ではペルセウス座は23時頃北東の水平線から上がってきます。3時頃から明け方まで、北東の空あたりがポイントになってきそうです。この時期は晴天率がとても高いので、期待度も特大です。1時間に40個以上見れるかも!
10月21日は(前後4日間) オリオン座流星群
観測時間:およそ0時~3時 方角:東 難易度:3
月の影響がかなりあります。月の入り時間が4時11分。2時から3時は西に明るい月、東に上がるオリオン座なので、ねらい目はその時間帯だと思います。
いじょう、いかがでしたか?
天体イベントのほとんどは流星群を取り上げましたが、星空保護区候補地でもある石垣島久宇良は流星群でなくても、条件が良ければ1時間に10個くらいは簡単にみられると思います。流れ星といっても、その種類も色々あるんですよ。超ロングだったり、爆発を伴うようなものだったり、色が緑だったり、一瞬だったり、そういうのも楽しみですね。あと、天の川‼夏場の天の川は、天の川の最も濃い部分が南の方角に見れたり。圧巻の天の川のアーチを体感したり、見たことのない息をのむ世界が広がっています。
石垣島でなくても星空をに見上げる切っ掛けになれば嬉しいです。