石垣島 天の川

石垣島の星空保護区で最高の星空が見たい!場所はどこにあるの?

石垣島に国内初の星空保護区が出来たみたいだけど、石垣島のどこにあるのか?いまいちよく分からない。石垣島の星空保護区で星空を見たいから場所が知りたい。そんな疑問に、石垣島で星空ツアーを4年運営している島人が正直に答えます。

星空保護区とは

星空保護区とは、簡単に言うと、世界的な天文学者が集まる教会が、人工の光の影響が少なくて、星空が綺麗な場所や地域を世界規模で評価して保護しよう!っていう取り組みの事。ただ、星が綺麗に見れる環境を評価するのではなくて、その地に住む人が夜の環境を守る取り組みなども評価するようです。なので、世界遺産の様な認定制度と言ったほうが分かりやすいと思います。

石垣島全体が星空保護区は間違い

石垣島は国内初の星空保護区!などという表記をよく見かけますが、正確に言うと、今回認定された星空保護区は、「西表石垣国立公園」の事で、分かりやすく言うと、すべてが国立公園になっている竹富町(竹富、西表、波照間、小浜、黒島、など)と、石垣島の平久保半島のような北部地域を指しています。細かい詳細は下に「西表石垣国立公園」のリンクを貼っておきますので確認してみてください。

リンク:西表石垣国立公園

星空保護区は3段階の評価制度

星空保護区は評価制度で、ランクがあります。一番上はゴールド、次にシルバー、最後はブロンド、の3種類があるようです。

星空保護区評価は全体評価はシルバー(銀)

評価制度と聞いて気になるのは星空保護区の評価ですよね。それは2番目のシルバーなんです。なんだ、2番目か、、と思われたかと思いますが、今回認定された星空保護区は石垣島北部だけでは無く、全体が国立公園に指定されている竹富町(竹富島、西表島、黒島、波照間、小浜、など)も含めての全体の評価の為、一部の居住区域も入ってしまい、その地区の明るい街灯などが影響してシルバーの評価になったようです。

ゴールドクラス(金)の数値を観測した地点もある

なんだ、2番目か、、と思った方も多いと思われますが、実は、石垣島北部の久宇良や波照間島などでは、星空保護区のゴールドクラス以上の数値(暗さの値)が示されています。星空保護区のゴールドクラスは、世界的に星空で有名なナミヤ砂漠やテカポ湖などがあります。そんな世界的に有名な最高の星空レベルの星空が、石垣島を含む八重山諸島で見る事が出来るのです。

石垣島の星空保護区はどこにある?

石垣島全体が星空保護区ではない事はこれまでの説明で分かったと思います。石垣島の中でゴールドクラスの数値が出ている場所は、石垣島北部の平久保半島にある「久宇良」という場所です。ここ久宇良は石垣島の市街地から車で45分くらいの平久保半島の西にあります。西表石垣国立公園の中でも特に規制の厳しい第一種地域にも指定されており、サガリバナの大群落が自生している自然豊かな場所です。平久保半島は細長く暗黒の海に伸びた半島になっている為、平久保半島自体どこでも最高の星空が見る事が出来ますが、高い山々が連なっている為、星空を見る為に最適な開けた見晴らしがいい場所というのが少ないです。しかし、この久宇良は平久保半島で西に飛び出た丘になったいる為、星空を見る為に最適な開けた環境があります。場所のリンクと、そこでやっている私たちのツアーのリンクも下に貼っておきます。

まとめ

石垣島の中では、北部の国立公園が国内初の星空保護区として認定されましたが、石垣島の国立公園以外にも星が綺麗な場所はたくさんあります。また、星空保護区の様にその環境を守るに値する場所と、星空を安全に快適な環境で見れる場所とは全く違う事を最後に伝えたいと思います。国立公園の様に人工の光が全くない真っ暗な環境でも、山の上だったり、崖だったり、ハブがいたりしたら星を見るどころじゃないですよね。豊かな自然は、実際その場の環境を体験していないと目に見えない危険が沢山あります。そんな場所で星空を安全に見る為には地物の地理を熟視した地元の人にガイドをお願いする事が一番だと考えています。

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ここは、石垣島の市街地から遠く離れた星の楽園!国内初の星空保護区エリアでもある「流れ星の丘くうら」。ハンモックやリクライニングチェアで星空に抱かれてみたり、ガイドが八重山の星文化を案内してくれたり、唄三線が響いていたり、双眼鏡で宇宙を覗いてみたり、星空フォトで星空をお土産にしたり、そんなプレミアムな場所です。