冬春の石垣島で天の川を見る方法!星空ツアーのプロが教えます。

八重山ヤシから覗く天の川
ヤエヤマヤシ 撮影:戒田真樹子

冬春は天の川が見えない!って思っている人がとても多いので、石垣島で8年星空ツアーをプロデュースしている星空ツアーのプロが、冬春でも天の川を見れる方法を分かり訳す解説したいと思います。

天の川の正体

そもそも天の川の正体って分かりますか?実は私たちが見ている天の川は、地球から見た太陽系が属する銀河系の姿なのです。

星じゃなくて銀河系が見えるって凄くないですか。そう思って頂けるとめっちゃ嬉しいのですが、なかなかピントきませんよね。でも実際に、石垣島北部の様な人工の光がほとんどない場所で天の川を目の当たりにすると銀河系をリアルに体験する事が出来ます。↓↓↓石垣島北部にある流れ星の丘からみた天の川

流れ星の丘から見る天の川
石垣島北部にある流れ星の丘からみた天の川

名前の由来

実は天の川「天の川」のその呼び名は東南アジアで使われていることが多いです。読んで名のごとく夜に光る白い筋が川(河)のように見えたようです。実は沖縄でも天河原(ティンガーラ)と呼ばれていました。欧米などではいて座をミルクのティーポットとみる事もあり、そこからこぼれ出る白く光る筋がミルクの道に見えたようで「Milky Way」と言われています。海外のお客様に天の川を「Galaxy」と説明すると??になる事があり「Milky Way」と説明すると、わーお!!と驚く事が多いです。でも、香港、台湾の人には「Galaxy」と説明したほうが反応が良かったです。中国語では「天河」と読むそうで、英語でアジア圏の人に説明するのは難しいと感じた事があります。

天の川はさんで見つめあう織姫と彦星
Image Creator Designe AIで生成した天の川はさんで見つめあう織姫と彦星

なぜ冬春は天の川が見えないと言われているのか?

「巨大なアーチが天頂を駆ける天の川が見える石垣島に来たけど、石垣島に冬~春は見えないんですね。」と、よくお客様に言われることがあります。実際に11月頃からは天の川は西の空に沈み代わりにオリオン座が東の空から昇ってきます。その天の川がまた同じ時間帯に昇ってくるのは6月になります。その為、冬春は見えないと言われており、天の川は夏を代表する天体観測の対象物なのです。

地球から見た天の川
夏に地球から見た天の川

実際は冬でも天の川は見えている

私たちの住む日本は、夏の夜の早い時間に一番大きく濃い天の川(射手座の方角)が見えますが、銀河系は渦を巻いているのでその逆も当然あります、それが冬に見られるオリオン座の横を通る小さく薄い天の川です。下の絵を見てると分かりやすいと思います。この細く薄い天の川は石垣島でも平久保半島の様な真っ暗な場所でしか肉眼で見ることの出来ないとても淡い光の川です。

地球から見た天の川

冬に天の川を見るには、見る場所が重要

実際に流れ星の丘から撮影した冬の天の川がこちらです。↓見てわかるよに、オリオン座の横に細く薄い光の川が見えると思います。この薄い光の川は少しでも人工の光があると見えなく立ってしまうので、とても暗い環境でしか見る事が出来ません。石垣島の中では流れ星の丘がある平久保半島がおすすめです。

冬の天の川
オリオン座の横を流れる冬の天の川。撮影場所:流れ星の丘

冬春でも夏の天の川を見る方法

石垣島の夏の天の川(射手座の中心)は6月頃から、石垣島が暗くなる21時(石垣島の日の入は遅い)頃南東の空に見えはじめて、約8時間後の翌6時には西の空に沈んでいきます。その時間が一日約4分早くなっていき(星が一周する時間は23時間56分)11月頃に20時頃の天の川は沈む時間となり見えなくなっていきます。

そして、1月末朝6時頃からまた天の川が昇る様になります。朝6時というと東京は明るいと思いますが、石垣島は日が昇るのが遅いので冬は7頃(1月末の日出時刻は7時頃)から明るなります。なので、朝6時頃はまだ暗く、夏の天の川が見え始まますが、すぐ明るくなるし、天の川のまだ低いので、天候や月齢次第で見れたとしてもほんの少しです。

1月の終わり頃からまた昇っていく時間が1日に4分づず遅くなっていくので、春にかけて夏の天の川を見れる時間は、早朝から夜中にずれていき、観測できる時間も長くなっていきます。

結論!夏の天の川は、2月の早朝から見え始める!

難しい説明は無視して簡単に言うと、石垣島では2月から早朝に天の川を見る事が出来ます。なので、冬春でも時間を選べは夏の濃い天の川を見る事が出来るのです。

天の川が見え始める時間の目安
2月約早朝6時
3月約早朝4時
4月約深夜2時
5月約深夜0時

月が進むにつれて夏の天の川が見え始まる時間が遅くなっていき、天の川が見られる時間も長くなっていきます。

石垣島ある八重山諸島で見れる天の川が日本一な理由

地球は一つなんだから地球のどの場所から見ても天の川が同じだと思ってしまうと思います。しかし、地球の北半球で見る天の川と南半球で見える天の川は全く逆の見え方をしますし、地球は地軸が23.4度も傾いているので、場所によって天の川が長い期間見える場所が存在します。

最南端の波照間島を含む八重山諸島が一番南にあるので緯度がの本一下にあるのは言うまでもありません。実はこの日本一南にあるというのが大きく関係してきます。天の川の最も濃い部分はいて座の方角にあり、このいて座は南の方角にある為、八重山諸島で見られる天の川は、日本一長い時間観測することが出来ます。

実際には、天の川の中心が最大に昇るのは角度は東京だと10度~15度(水平線に真っすぐ手を伸ばして拳で数えると約1.5個の角度)ですが、石垣島は緯度が東京より10度も低いので、天の川の中心が最大の昇角度が約10度くらい高い計算になります。という事は、昇ってから沈む時間が日本一長いという主張に裏付けされていることが理解できると思います。

まとめ

宇宙船地球号
Image Creator Designe AIで生成した宇宙船地球号

天の川の壮大な姿を実際に肉眼で見ると、果てしなく大きな宇宙に浮かぶちっぽけな地球を感じる事が出来ます。人間の視点で考えると果てしなく大きな地球にいる私たちは、どんなにちっぽけなんだと衝撃を受けると思います。そして、地球が誕生したのは46億年前、宇宙の誕生したのは138億年前などと、宇宙の壮大すぎる時間を考えると、私たちは生きている時間は儚い一瞬に思えてしまいます。

もし、落ち込んでいたり、悩んでいたり、悲しい事が起きてきたり、とても辛い状況にある時はに、是非天の川を見上げてほしいのです。きっと、いろいろな悩みや苦しみが少しは楽になると思います。

また、私たちは壮大な宇宙を旅する小さな船、宇宙船地球号の乗組員だと考える事も出来ます。小さな船に搭乗する仲間同士が争ったり、船の中を壊してたり、果たしてそん事をしていていいのだろうか?そのような視点で自然環境を考える切っ掛けになってほしいと思っています。

是非私たちがプロデュースするツアーにも参加してほしいので是非チェックしてみてください↓↓↓

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